0円放置リゾート地を夢のプライベートキャンプ場にする計画2025年3月 3日目
【DIYキャンプ場最終章?】雨上がりの種まき、地域との交流、そして自然との共生を深く考える
朝5時。すさみの朝は、決まってこの時間にやってくる。まるで体内時計がセットされているかのように、有無を言わさず目が覚めてしまうのが、少しばかり怖い。
外はしとしとと雨模様。車の屋根を叩く雨音が、意外にも心地よいBGMとなる。予報では9時まで雨とのことだったが、7時過ぎにはすっきりと止んでくれた。
地面は程よく水分を含み、今日予定していた西洋芝の種まきには絶好のコンディションだ。昨日のうちに掘り返しておいた土を、トンボを使って丁寧に均していく。

そこに、あらかじめ砂と混ぜておいた芝生の種を、スコップで満遍なく蒔いていく。

再びトンボで優しく撫でつけ、種を落ち着かせる。

念のため、追い蒔きをし、最後に目土を被せて、風などで飛ばされないようにしっかりと足で踏み固めた。

後は、次に来た時に緑の芽が出ているのを願うばかりだが…いかんせん、頻繁に来れるわけではないので、水やりなどの管理ができないのが心配だ。それ以上に気がかりなのは、この辺りは鳥が多いこと。せっかく蒔いた種が食べられてしまわないだろうか?
まあ、種を蒔いた以上、後は自然の力に委ねるしかない。神頼み、他力本願だ。
テントサイトとスロープ部分への種まきを終えると、ちょうど地域の防災訓練とバーベキューの時間になった。集合場所へ向かい、消火器の使い方など一通りの説明を聞いた後、皆さんとの和やかなバーベキューがスタート。普段は一人で行動することが多いけれど、たまにはこういう賑やかな時間も楽しいものだ。
夕暮れが迫り、ようやく一人になったプライベートキャンプ場を改めて見渡す。ここまで辿り着けたのかと、感慨深い気持ちでいっぱいになった。



今回のキャンプでは、大雨に見舞われたり、珍しい鹿の角を拾ったりと、様々な経験をした。その中で、特に深く考えさせられたのは、傾斜地であることによる雨水の流れと、野生動物たちとの共存についてだった。
以前は、野生動物をどうやってキャンプ場から遠ざけるかばかりを考えていた。しかし、テントサイトにさえ侵入してこなければ、彼らの通り道は残しておいた方が良いのではないか?
まるで水の流れのように、自然の摂理を無理にねじ曲げすぎないキャンプ場作りをするのが、良いのかもしれない。
使う材料も、ここにある自然の物を使う。当然、いつかは朽ちてしまう材料だ。年月が経てば、自分の痕跡も自然という大きな輪廻の輪に戻っていく。それこそが、人間らしく生きるということなのではないか、そんな風に思えるようになった。
追記
今回の豪雨キャンプを通して、これまで「キャンプサイトは平らに整地するものだ」と思い込んでいたけれど、それはテントの浸水リスクを高める可能性があることに気づかされた。元々斜面からの雨水が流れてくる場所だったのだから、無理に平らにすればどうなるかは想像できたはずだ。
今回の経験を活かし、これからのキャンプ場作りでは「自然に逆らわない」ということを心に刻もうと決心した。
それは、動物たちとの関係にも言える気がする。この斜面には獣たちの通り道があるようだ。今まではそこに柵を作ろうと考えていたけれど、それは自然のバランスを崩してしまうのではないか?
今回のプライベートキャンプ場作りは、本当に多くのことを考えさせられる機会となった。
芝生の育ち具合については、また次回の話で(/・ω・)/


